読書への誘いとしての展示

図書館はたいてい大なり小なりの所蔵本の展示を実施している。
以前は児童なり幼児向けの絵本等がよく目についたが、最近は一般利用者向けにも企画展示や特別展示といった形で
実施しているようである。
ただそれだからといって、実施された展示が博物館や美術館のように実施記録として残されてはいないようである。
多くは言いたくもないが、大阪での展示にかかる会が開催されていた。このような話題こそは共有されたいものである。
図書館史勉強会@関西 関西文脈の会: 第18回勉強会(2013年3月9日)報告

「図書館“展示”の歴史について」と題された会である。
大いに勉強させていただいた。
おざなりな、思いつきの展示ではなく、全体としての方向性なり視点を踏まえた各館の展示に期待しつつ
記録の重要性に気づいてもらいたいものである。