2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

読書への誘いとしての展示

図書館はたいてい大なり小なりの所蔵本の展示を実施している。 以前は児童なり幼児向けの絵本等がよく目についたが、最近は一般利用者向けにも企画展示や特別展示といった形で 実施しているようである。 ただそれだからといって、実施された展示が博物館や美…

夢二-異国への旅

著者である袖井林二郎先生は国際政治学者である。かつて政治学の教えをいただいた方。 この本を昨日読み終えたが、今日は先生の誕生日であることに気がついた。久しくお目にかかっていないが この本を読んでお元気そうな姿が想像された。夢二 異国への旅作者…

菊池寛忌

今日は菊池寛が亡くなって、ちょうど六十五年である。 私はこの菊池寛のある文章に出会って、生涯の愛読書となる作家に出会うことができた。 その作家とは、志賀直哉、その人である。

所蔵本のメンテナンス

資料の汚破損の話題は日常茶飯事ではあるが このところの中央舘は酷いものだ。 新書200ページ中120ページに鉛筆の線引きのある資料に出くわした。 さらに一応は消した作業跡はあるが、酷いのはその後処理である。 消しゴムの滓が残ったままと言っていいよう…