所蔵本のメンテナンス

資料の汚破損の話題は日常茶飯事ではあるが
このところの中央舘は酷いものだ。
新書200ページ中120ページに鉛筆の線引きのある資料に出くわした。
さらに一応は消した作業跡はあるが、酷いのはその後処理である。
消しゴムの滓が残ったままと言っていいような有り様!
このような所蔵本の汚破損は、ひいては利用者のマナーの程度の問題なのではあるが
ここに自動返却機という落とし穴が有るともいえるのではないだろうか?
各館のカウンターにもよるだろうが、全く人の手を経ないでいいのであるから…
事後的にしかチェックのしようはないのである。
しょせん便利さは、かかる裏面をももたらすのであろう。