七月に開催された図書館協議会の報告を読みました。
印象は、……何と言うかほぼ一方的な図書館側からのおざなりな報告だけでした。
実際にはいろいろと会話はあったのでしょうが、公表されるのはこんなもの。一応公開しています…
それだけですね!

やはり「図書館運営協議会」なんてものが必要なのかも。そうでないと利用者の生の声は反映されそうもないですね。
その手始めとして、各図書館に「利用者の声」なんて言う投書箱を置いてはどうでしょう?
現在でも同類の措置はしているというかもしれませんが、市長宛の封筒では書く気にもなりません。
実際は教育委員会の図書館担当、ということは中央館の管理にいくのでしょうが……!


最近読んだ図書館関係の本の中に


「一部利用者の際限ない利便性を求める要求に応えていきさえすれば(文句を言われないようにすれば)、それで「滞りなく」毎日の図書館運営がおこなわれているかのような意識を、一般職員だけでなく館長にまでも抱かせてしまっていることに、むしろ重大な危機が存在する。」 「柳与志夫 ; 公共図書館経営の諸問題」 273頁 図書館の活動と経営 青弓社

この一文をさいたま市図書館の各館長は熟読玩味してもらいたいものです。
貸出冊数にしても、未だ各館バラバラで統一できてないようですし……