個人的な能力問題

公立図書館については指定管理だ、委託問題だといろいろ言われていますが、
とどのつまりは図書館で働く人の意識の問題……
こういいきってしまえば身も蓋もないのでしょうが。
ただ外部を入れた際の問題は、発注者側の評価問題が露になるだけ
ましな気もします。
でもその評価は利用者側には全く公開されないので意味があるのやら、
いかがなものか、とも。
指定管理は丸投げみたいなものですから、発注者としての図書館側は
あまり問題にならないのかもしれませんが、
カウンター委託のように正規職員と委託雇員が併存している図書館では、
正規職員の評価はどうされているのでしょうね?
世間一般には内部での各自の相対評価ということも聞きますが、
そこは仲間うちのこと、波風は立てない、立たないようなものでしょうな。
存外、委託の中にも熟練の方がいたりしますし、
正規でも図書館の仕事を考えているのか疑わしい職員もいたりします。

やはり、利用者を含めた3者間で話し合えるような場が
あったほうがいいのでは、なんて思ったりも。

当面の方便として、利用者各人にとってエキスパートと見える人のいる
公立図書館を利用するしかないか……