ほんと、いろんな利用者がいますよね!
毎朝出勤してくるように開館前から待っている人たち。中には学生もいますし中年期らしき司法試験の受験生らしき人もいます。

カウンターに見られる姿態は、返却にきて返却本の入っている袋をカウンターに投げ出したまま突っ立っている人。これは貸出し時にも見られます。まとめて借りる方にスーパーにあるのと同じような籠を使用しているのですが、籠をカウンターにおいて利用者カードを出したままの人。図書館のカウンターは、スーパーのレジではないのですから、自分で出すのが筋というものではないのでしょうか?

またリクエスト本の件で「今朝の新聞に載っていた、50万部売れていると書いてあった本はありますか」とそれだけで聞く人。
最低限、書名、著者名くらいはメモでもしてくるべきでしょうに!

一番目立つのは、やはりクレーマーでしょうね!
未返却を尋ねられて、顔を真っ赤にして「返しました」と、言い張る人。案外こんな人は、家に帰って気になって探すと借りた本があったりしますね。
そのあとは、ブックポスト! 何をか言わん、ですね。

まぁ、図書館の職員も当然ミスはしますから、再確認をしますので、利用者にも改めて確認をお願いしているだけなのに。
何か自分のミスを指摘されると、「懲罰を受けているような気がする」といって、職員に食ってかかっていた人を見たことがあります。実際、幼児以下ですね…。

それと、何か自分で研究されているのでしょうが、書いたものをプリントしてきてカウンターの職員に強引に受けとらせ、後日やってきて、「渡したものは読んだか」と一方的に聞き出し、自分の書いたものへの賛同を強要する人。
その内容たるや、思い込みのこじつけでしかないようなもので、意味不明なものさえありますから。

図書館のカウンターの人は、委託であれば正規職員につなげて回避する手もありますが、職員はたまりませんね。
ただ、その職員の対応がすべからくことなかれ主義の、クレーム拝聴一辺倒なのは問題ではないでしょうか。クレーマーの思う壺のような気もしてなりません。
さらに、名札を見てご指名されるのは、閻魔大王の前に引き出されたのと同じかもしれません。

いずれにしても、こんな人は大部分の利用者にとっても迷惑以外のものではありません。
図書館よ、もっと強くなれ、と激励したくなります。