さいたま市にも図書館友の会があり、先日その会報を見ました。
これまでも目にはしていたのですが、今回中央図書館の開館に沿ってこれまで各図書館で活動していた会がまとまったようです。
そこで「友の会だより」一読の感想。特集として「図書館を比較する」と題された記事がありますが、各種ベスト3を取り上げるのは普通ですが、わざわざワーストも比較するように掲載することには、いかがなものかと思いました。何か変にさいたまはこれだけ素晴らしいんだと、自己満足の匂いを感じるのは行き過ぎでしょうか。
ついでに校正はしっかりとしてください。プロの方でも100%の校正はないといわれますが、人名の誤記は問題です。
民法の権威として括弧書きであげていますが、「我妻栄」で「吾妻栄」ではありません。名前が異なりますがどちらの姓のかたも民法学者で高名な方です。
とまあ、揚げ足取りはやめて、今後の友の会の発展に期待しましょう。望むらくは、親睦会ではなく図書館の発展に寄与しうるような内実ある会へ!

昨日、既報の日本図書館協会のIT研修会「21世紀の図書館コンピュータシステムを考える」が開催されました。
さいたま市図書館中央の方の報告もありましたが、やっぱりというかお上意識が感じられました。「2件も情報公開の請求があった」ではなく、もっと積極的に情報を公開して行くべきではないのでしょうか?
個人的感想ですが以前からさいたま市は、どこか秘密主義の感がしてなりません。
この催しの詳細は、min2-fly氏の「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」で書かれておりますので、参考までに。