閑散なときの

行きつけの市立図書館はカウンターの業務委託が始まって3年がたちました。
委託業者の職員は2、3人の入れ代わりがありましたが、対応はいたって良好のように見受けられます。
それに比して、正規職員の方はかなりの入れ代わりがあり、今年は特にひどいように感じられます。
それは利用者の少ない閑散とした時のことです。
カウンターは委託業務にしたのであれば、正規職員は司書としてやるべき業務があるのではないでしょうか。ただぼーっとしてカウンターに立っているのでは、その費用効果があまりに無駄になるのでは、と余計なことを思ってしまいました。
委託していないカウンター業務として利用者登録や予約の受け付け等があるのでしょうが、利用者がほとんどいないのであれば、司書として当該館の書誌データの充実を図るとか、いくらでも考えつくと思うのは素人ゆえでしょうか。
先日は利用者の希望図書の検索をうけていたようでしたが、自館のOPAC データベースから検索していくのではなく
インターネット上の検索システムを使っているかと思えば、次にPCの画面に出ていたのは紀伊國屋書店の画面でした。
正直これには、驚かされましたね!
もうここまでくれば、何をか言わん……でしょうね。

こんな様子ですから、私の利用する市立図書館の書誌データの貧弱なことと言ったらありません。
いくら合併による書誌データの異同があるにしても、否、むしろそうであればデータの整合性を高めるとか、いくらでも仕事は有るでしょうに。
教育委員会も経費削減を理由に業務委託をはじめたのなら、それに見合った職員の配置なり、仕事の設定をするべきではないでしょうか……